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【昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性の方へ】風しんの追加的対策(第5期風しん定期接種・抗体検査)について

公開日 2023年07月10日

 平成31年2月1日付で予防接種法施行令の一部が改正され、風しんの第5期の予防接種が定期接種になりました。これまで予防接種法に基づく定期接種を受ける機会がなく、抗体保有率が他の世代に比べて低い「昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性」を対象にした、風しんの追加的対策が実施されています。

風しんとは

 風しんとは、風しんウイルスの感染によって起こる急性熱性発疹症です。潜伏期間は2、3週間で主な症状として、発疹、発熱、リンパ節腫脹が認められます。症状は比較的軽く、約15~30%の人は不顕性感染で終わることが知られています。しかし、まれに血小板減少性紫斑病や脳炎を合併することがあり、軽視できない疾患です。特に、妊娠20週ごろまでに妊婦が感染すると、胎児も風しんウイルスに感染し先天性疾患、白内障、難聴などの先天性風しん症候群の児が生まれることがあります。

対象者

 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日の間に生まれた男性
※すでに抗体検査と予防接種を受けた方は対象外です。

実施期間

 令和7年3月31日まで

受診に必要なクーポン券について

 風しん抗体検査・定期接種を受けるには、市町村が発行する「クーポン券」が必要です。
 令和4年度に、未受診の方へ令和5年3月31日まで使用できるクーポン券を郵送しましたが、有効期限が切れていても引き続きご利用いただけます。
 紛失した方は、再発行しますので担当課に連絡をお願いします。

ワクチンの予防接種について

 検査の結果十分な量の抗体価がなかった方は、無料で予防接種を受けることができます。検査を受けた医療機関やかかりつけ医などにご相談ください。

実施場所

 町内では、国民健康保険葛巻病院で検査・予防接種を受けることができます。
 町外の医療機関での検査を希望する場合は、検査を受けようとする医療機関にお問い合わせください。なお、医療機関によって検査の日時や対象が決まっている場合もありますので、事前に問い合わせることをお勧めします。
 また、事業所健診などの際にも検査を受けることができますので、健診を実施する担当部署などにお問い合わせください。

実施回数

 期間中に1回
※平成31年4月以降に検査や予防接種を受けた方は、改めて検査や予防接種を受ける必要はありません。

ワクチン接種後の副反応

 予防接種後に、まれに副反応が起こることがあります。接種した部位が痛みや熱をもって腫れたり、体調変化が現れた場合は、接種した医療機関にご相談ください。

お問い合わせ

健康福祉課 TEL 65-8991(直通)

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