牛と酪農家の暮らしをサポート 葛巻町酪農ヘルパー利用組合

2021年12月15日

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木戸場(きとば)真紀子さん:福島県出身

 

葛巻にきたきっかけは?

 実家で肉牛を飼っていたという木戸場さんにとって、牛は小さい頃から身近な存在でした。「農業栄養専門学校を卒業してすぐ、酪農の仕事がしたいと思って就職先を探しました。実家が福島なので、北海道だとちょっと遠いし…東北で、と考えた時に葛巻町はぴったりだったんです」と木戸場さん。
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普段の仕事の様子

 朝は4時に起き、5時から牛舎の掃除や朝の搾乳をします。一度自宅に帰って朝食を取り、昼の作業が12時から1時間ほど。それから昼食を取り、時には事務所で打ち合わせすることもあります。16時から21時頃まで夜の搾乳などの作業をして一日の仕事を終える、というのが木戸場さんのおおまかな日課です。
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 休みがない農家さんたちに休みをつくるのが仕事です。搾乳は朝5時半と夕方18時頃、一日2回。牛たちの健康のために毎日牛舎の掃除も欠かせません。「体調管理も大切な仕事。食欲はあるか、フンの様子はどうか、反芻(はんすう)がちゃんと行われているか、掃除や搾乳をしながら一頭ずつ気を付けて見ています。餌の種類も量もそれぞれ違っていて、大人の牛だと草(牧草)やトウモロシなど約30kgの餌を食べるんですよ。牛と向き合う時間には、人と向き合うのとはまた違う楽しさがありますよ」と木戸場さんは話します。

 

仕事の魅力

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 「農家さんがしっかり休んでリフレッシュできたよ!と言ってくれた時が一番嬉しいですね。長い期間やりとりが続くので、農家さんとの間に関係性ができていくのがしっかりわかります。信頼されている、役に立っているというのが実感できる仕事です」

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 「これからの目標は酪農に携わる人の暮らしが豊かになるように、ヘルパーの数を増やすことです。そのためには、ヘルパーの仕事の魅力をもっと伝えていきたい。職場としての環境も整えていきたいですね」

 

おまけ

 今回の取材では、朝の牛舎に風が入る心地よさや、夜の牛たちのリラックスした様子、木戸場さんの仕事への向き合い方を知ることができました。

 酪農ヘルパーだからこそ味わえる仕事の魅力がたくさんの人に届き、一緒に働く仲間が増えていくといいですね。

 

  【取材日】2021.08.18
  【所属名】葛巻町酪農ヘルパー利用組合