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令和5年度高齢者用肺炎球菌予防接種助成事業について

公開日 2023年04月21日

 町では「高齢者用肺炎球菌ワクチン」の助成を実施します。国が定めた接種対象者で町に住所がある方に助成を行いますので、接種を希望する方は医療機関に予約をしてください。助成事業について詳しくは、健康福祉課にお問い合わせください。

接種(助成)期間

4月1日から令和6年3月31日まで
※秋以降は、毎年インフルエンザなどの感染症が流行する季節になりますので、主治医と相談のうえ、早めに接種することをお勧めします。

助成を受けることができる人(国が定める接種対象者)

接種(助成)対象者の生年月日 接種回数 公費助成限度額
 65歳(昭和33年4月2日生~昭和34年4月1日生) 1回 6,000円(自己負担2,000円)
※生活保護世帯の人は無料
 70歳(昭和28年4月2日生~昭和29年4月1日生)
 75歳(昭和23年4月2日生~昭和24年4月1日生)
 80歳(昭和18年4月2日生~昭和19年4月1日生)
 85歳(昭和13年4月2日生~昭和14年4月1日生)
 90歳(昭和8年4月2日生~昭和9年4月1日生)
 95歳(昭和3年4月2日生~昭和4年4月1日生)
100歳(大正12年4月2日生~大正13年4月1日生)
60歳~64歳の心臓、じん臓、呼吸器機能などに障がいがある人(身体障害者手帳1級所持者)

※上記接種対象者であっても、過去に本ワクチンを接種している人は対象外です。

接種・助成方法

  助成区分
生活保護世帯 一般世帯
接種医療機関 町内医療機関
葛巻病院
接種前に、必ず健康福祉課から補助券(無料券)を受け取り、医療機関に提出してください。 自己負担分を医療機関の会計窓口でお支払い(接種費用から補助金6,000円が控除されます)
町外医療機関 岩手県広域的予防接種事業の協力医療機関では、医療機関が定める接種料金から補助金6,000円が控除された金額で接種ができます。希望する人は、接種予定日の2週間前までに、必ず健康福祉課にご連絡ください。接種時に必要な書類を送付します。
県外医療機関 県外などの医療機関で受ける人は、会計窓口に接種費用の全額を支払い後、医療機関から発行される領収書(写)を補助金請求書に添付し、健康福祉課に提出してください。後日、補助金を指定口座に振り込みます。
※補助金請求書の提出期限:令和6年4月5日(金)

【令和5年度】高齢者用肺炎球菌ワクチン接種説明書
~接種希望の有無に関わらず必ずご確認ください~

肺炎球菌とは

 肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。その他、慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、肺血症、髄膜炎の起因菌として知られています。脾臓摘出者の方、リンパ腫などの方は、肺炎球菌感染は特に重篤になることが知られています。

高齢者用肺炎球菌ワクチン

 肺炎球菌ワクチンは、約90種類ある肺炎球菌のうち、頻度の高い23種類の肺炎球菌について予防するものです(全ての肺炎を予防するものではありません)。

予防接種を受けることができない人

  1. 明らかに発熱のある人(37.5度以上)
  2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  3. 過去に、本ワクチンの成分で、アナフィラキシーショックを起こしたことがある人
    アナフィラキシーショックとは、接種後30分以内に顔が腫れる、全身にじんましんが出るなどのひどいアレルギー反応のことです。
  4. その他、医師が不適当な状態と判断した場合
  5. 過去に23価肺炎球菌ワクチンを接種したことがある人(過去5年以内に肺炎球菌ワクチンを接種したことがある人は、本剤の接種で腫れ、赤みなどの症状が強く出ることがあります)
    ※5に該当する人は、制度上接種対象外です。

予防接種を受けるに際し、注意しなくてはならない人

  1. 心臓血管系疾患、じん臓疾患、肝臓疾患、血液疾患および発育障害などの基礎疾患があることが明らかな人
  2. 予防接種で接種後2日以内に発熱の見られた人および全身性発疹などのアレルギーを疑う症状を呈したことがある人
  3. 過去にけいれんの既往のある人
  4. 過去に免疫不全の診断をされている人および近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
  5. 本ワクチンの成分に対してアレルギーを呈するおそれがある人

ワクチンを接種した後

  1. 接種当日は、激しい運動を避けてください。
  2. 接種当日の入浴はできますが、注射したところをこすらないでください。

接種後の副反応

 接種後に発熱したり、接種した部位が腫れたり、赤くなったりすることがありますが、一般にその症状は軽く、通常数日中に消失します。ただし、接種部位のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの重い症状があった場合は、かかりつけの医療機関で応急処置を受けた後、担当課にご連絡ください。

他のワクチンとの接種間隔について

 本剤を受けた後は、他の予防接種を受けるまで6日以上の間隔をおいてください。
 また、生ワクチン(はしか など)を先に接種した場合は27日以上、不活化ワクチン(インフルエンザ など)を先に接種した場合は6日以上の間隔をおいてから接種してください。

【重要なお知らせ】  
  • 助成を受けて接種できるのは生涯1回です。今年度、接種対象者(補助対象者)になっている人で接種を希望する人は、主治医と相談のうえ令和6年3月31日までに接種してください。
  • 本ワクチン接種で獲得できる抗体は、5年以上持続することが認められています。

お問い合わせ

健康福祉課 TEL 65-8991(直通)

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