畜ふんバイオガスプラント

2021年9月1日

食糧とエネルギ-生産・農業に新たな魅力を求めて

 近年、畜産経営から発生するふん尿に起因する環境問題は、飼養規模が拡大したことや、地域住民の環境保全意識の高まりなどから顕著に顕在化してきました。一方、この家畜排せつ物は、有機物や窒素、リンを多量に含み、土壌改良材や有機性肥料として高い価値があります。
 「バイオガスプラント」は、家畜排せつ物などを原料に、熱や電気、有機肥料を回収・有効利用できる、今、注目のリサイクルシステムです。

実施事業の概要

事業名 生産振興総合対策(耕畜連携・資源循環総合対策)事業
事業主体 葛巻町
管理主体 社団法人葛巻町畜産開発公社
施工業者 株式会社協和エクシオ 東北支店

施設概要

建設場所 岩手郡葛巻町葛巻40-57-125(くずまき高原牧場内)
処理原料 乳牛ふん尿スラリ-、生ごみ
施設規模 13トン/日(乳牛200頭)
処理方式 メタン発酵処理、消化液の80%液肥利用および20%の生物処理による浄化
発酵方式 湿式、中温発酵
バイオガス利用方式 デュアルフュエルエンジン式コージェネ設備(発電機=37kW)

主な利点

環境保全 大気に環境汚染ガスを放出することなく有機物を分解するので、悪臭の発生が少ない
良質の有機肥料 ミネラルはそのまま残り、サラッとした即効性の高い液肥として有効利用できる
エネルギー活用 バイオガスを燃料に、発電機、ボイラーで電気、熱エネルギーを回収。施設内で有効利用できる

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