平成19年9月定例議会町長所信表明

2007年9月13日

平成19年9月13日町議会定例会

 

町長所信表明

 

第32回葛巻町議会定例会の開会されるにあたり、町長就任の挨拶と今後の町政運営について所信の一端を申し上げます。
私は、この度の町長選挙におきまして、多くの町民の皆様のご支持を賜り、その任に当たりますことは身に余る光栄でありますとともに、町政を担う責任の重大さを痛感し身の引き締まる思いでございます。
初心を忘れることなく、34年間の行政と第三セクターでの経験を生かし、みなさんの声を結集し、夢を実現する町政を行い、みなさんが住み続けたいと思える町、誇りを持てる町としての山村モデルの創造に努めてまいります。葛巻町の評価を内外に高めていただいた中村町政を基本的に継承しながら、新たな事業展開によるまちづくりを進めてまいる所存でございます。
以下、まちづくりの主要な施策の基本方針について申し上げます。

私は、町の発展の基本は産業の振興にあると確信いたしております。酪農と林業を従来どおり基幹産業に据え、園芸作物等、地域の特色を生かした農業生産や森林整備、地場産材の活用と後継者の育成を図り、地域の資源から生まれる第一次産業の更なる発展に努めてまいります。
あわせて、この第一次産業からの生産物への付加価値を高める企業の誘致も積極的に行い、既存企業との連携も密にしながら、雇用機会の拡大に努めるとともに、Iターン・Uターン、そして団塊世代の希望者に宅地、住宅、農地等の情報提供を行うなど定住対策を推進してまいりたいと考えます。
また、町がもっている豊かな資源と多面的な機能を最大限に生かし、グリーンツーリズム、エコツーリズムなど体験型観光を推進、交流人口の拡大を図り、多くの人が町中心部に集まる、そんな楽しい企画を進め、たくさんの人々が訪れる魅力的な商店街の形成と活性化に努めてまいりたいと考えております。

次に、まちづくりは、人づくりであると考え学校教育の振興に努めます。財政状況等厳しい中にありますが、我が町の未来を託す子供たちが伸び伸びと夢に向かって挑戦する心を養う教育の確保が、永続的な町の発展には重要な条件であります。就学前教育から小学校、中学校教育の環境づくりに努めるとともに、教育機会に大きな地域格差を生じさせないよう葛巻高校を今のまま存続するよう全力を尽くしてまいります。
町民が安全で安心して暮らせるまちづくりにも努めてまいります。その1つは、日進月歩、急速なテンポで進歩する情報通信技術により、必要なときに「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」ごく簡単に、ネットワークに接続して、利活用でき、コンピューターに支えられるユビキタス社会の到来を迎え、情報格差を生じさせないよう、国の支援も受けながら防災情報の提供システムの構築、テレビデジタル放送への対応や携帯電話エリアの拡大等情報基盤の拡充に努めてまいります。
また、町民の命と健康を守るため、保健、福祉、医療の一層の充実に向け、各種検診、保健サービス体制及び町中心部の通院バスの拡大を図るとともに、町民から真に信頼される葛巻病院の経営を進めます。子供を安心して育てる保育・教育など子供を取り巻く環境の充実に努めるとともに、高齢者が安心して暮らせる町、高齢者が培ってきた技能や経験を発揮できる社会参加活動を支援し、障害を持った方やお年寄りなど弱者に優しい町を目指してまいります。

次に環境問題のへ一層の意識の高揚を図り、リサイクルや省エネルギー対策の推進とともに、町の持つ豊かな自然環境、水資源や森林の保全とその資源を生かした新エネルギーの積極的な利活用を図り、クリーンエネルギーの町として地球環境問題への貢献と町民経済の向上に努めてまいります。特に新エネルギーについては、これまでの多様な取り組みを検証しながら、今後、更に発展させる施策を検討してまいる考えであります。

以上、まちづくりへの諸課題に対する、私の取り組みの基本的な考え方を申し上げました。行政改革や地方分権の推進など現下の町政をとりまく環境は大変厳しい状況にあります。
私は、これまで全てにおいて、「夢しか実現するものはない、どんな大きな問題も解決の糸口は必ずある、ピンチは大きく伸びるチャンス」と考え取り組んでまいりました。今後もこの3つを信条として如何なる難題にも果敢に挑戦してまいる覚悟であります。
自立するまちづくりをめざし、みなさんの声を結集し、自立のための諸改革を実行し、葛巻の明るい未来のために町民の皆様と情報を共有し、一層の信頼関係を保ち、共に歩み続けたいと考えております。
夢のある町、住みよい町葛巻の実現のため誠心誠意全力で取り組んでまいります。
議員各位並びに町民の皆様には、一層のご指導、御協力を賜りますよう切にお願い申し上げまして、就任の挨拶と所信表明といたします。